息子の笑い話3

私には5人の子供がいますが、今回は 23歳になる長男が3歳の頃の話です。
当時キックボードが流行し、私も長男と長女を連れて買いに行きました。
お試し用?にも乗せて、決まり、箱を持ち長女を抱え、長男の手を取ろうとしたらどこにも見当たりません。
周りを見渡すと、少し離れたレストランで人混みがありましたが、そんな事に気を取られている場合ではないと、興味のありそうなところを大声をあげて探し回りました。
一向に見つからず、私はボロボロと涙が出てきました。
キックボードの売り場に戻っているんでは?と神様に祈りながら人混みのレストランの前を通りました。
ん?ここにいる?と目線を足元に探していると、レストランの中も見えてきました。
すると…中心には見慣れたGパンに派手なスニーカー…倒れたキックボード…。?キックボード?
野次馬をかきわけ中へ…いました。
今にも泣きそうな真っ赤な顔でに立っていました。
長男は私を見つけて、大きな目からポロポロと。
私はとっさに上に手を上げて、
『はいっ!ウチの息子です!すいませんっ!すいませんっ!』
ペコペコと頭を下げると店長さんが
『突然キックボードで飛び込んできました!』
『ゲーッ!本当に申し訳ありませんっ!
どなたかケガとかされたんでしょうか!
目を離してしまって本当にすいません!』
『いえいえ!大丈夫ですよ!
お子さんもお客様も怪我などは無いようですし。でも口をギュッと結んで動かなくて…
お母さんは?と聞いても首を振って…
どんどん人も集まってきて見世物みたいで可哀想になってました。』
『本当にすいません!
このキックボードもお店のもので、ちょっと目を離した隙にいなくなってしまって、ご迷惑かけてしまってすいません!
それで…何か壊してしまったんでしょうか?』
『いえいえ、何も壊れてもいませんし、お店も準備中だったので大丈夫です。少し倒れたものがある程度です。
僕も子供が大好きなので、可愛いお客さんは大歓迎ですけど、あまりに元気な入店で、大きな音もして、お子さんもビックリしたと思います。
きっと謝ろうとしてたと思います。
でも大騒ぎで人もたくさん来て…怖かったと思うんです』
。周りの方々も事情がわかったようで、優しく笑ってくれたり、若い子は『イェーイ』と、励ましてくれたり、長男を笑顔にしてくれました。
店長さんや周りの方の優しさで長男は
『ごめんなさいっ!』といえました。
今は笑い話ですね。。。